「かなり自覚的にいわゆる夢の領域に向かっている。夢とはなんだろうか?それは言葉とイメージとが融け合うところだ。最近は、スクラップブックの実験をしている。たとえば新聞で、これまで書いたものに関連のあること、それを思い出させるものを読んだりした場合は、その記事や写真を切り抜いて、本からとった言葉に並べて貼っておく。あるいは通りを歩いていると、本にあった場面が突然目の前に現れる。 ・・・・そうしたページを作っていくと、その夜言葉とイメージが融け合ったものに近い夢を見るようになった。言い換えれば、私は言葉とイメージとがとても、とても複雑にこみいった線に従って、正確にどのように動いてゆくのかに興味を持っている。私は、タイム・トラベルと呼ぶものを実験している。それは、たとえば列車から撮った写真とか、その時に考えていたこととか、自分が読んでいたこと、自分が書いたものを組み合わせることだ。そうした試みによって、特定の瞬間にこの身を戻すことができるのだ」
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